プログラミングとは、「コンピューターにさせたい処理を順番に書いていくこと」を指します。
そのプログラミングは、2020年には何と小学校の授業科目として必須化することが話題になっていましたよね。

そのプログラミングを行うとき、基本的に使うのはパソコンです。
そのパソコンについて、現在ではOSの違いからWindowsとMacという2種類のパソコンが販売されています。

そこで、「プログラミングをするときWindowsとMacのどっちがおすすめなのか?」
と、これからプログラミングを勉強する方はどちらのパソコンを選べばいいのか迷いますよね。

ということで、この記事ではプログラミングを学習するときMacとWindowsで行うときのそれぞれのメリットを説明して、最終的にどちらのパソコンがいいのかご紹介します。

Windowsでプログラミングを行うメリット

Windowsでプログラミングを行うメリット
Windowsとは、誰もが知っているMicrosoft社が開発したOSです。
次項で紹介するMacも近年シェアを広げていますが、Windowsは日本だけでなく世界中で使われるパソコンに搭載され、圧倒的なシェアを誇っています。

1995年に「Windows95」が発売されてから世界中で爆発的に普及が進み、Windows95以降も「98→2000→XP→Vista→7→8」とバージョンアップし、現在は「Windows10」が最新バージョンとして全世界で使われています。

そこで、プログラミングを学習する方がWindowsを利用するメリットをご紹介します。

Windowsを選ぶメリット

プログラミングを始めるとき、Windowsの選ぶメリットは主に以下の3つのポイントが挙げられます。

➀機種の選択肢が豊富で価格も安い

先程も説明した通り、Windowsは圧倒的なシェアを誇っていることから、国内屈指の電気メーカーからパソコンが販売されています。そこで、自分が使いやすいパソコンを沢山の選択肢の中から選ぶことができるのです。

価格に関しては搭載しているスペック(性能)で異なりますが、同じスペックならMacよりも安く購入できます。

➁ソフトウェアの種類も豊富

Windowsは使えるソフトウェアの数もMacを圧倒しています。

無料版のソフトウェアも多く、プログラミングで活用できるソフトも充実していますが、マルウェアと呼ばれるコンピューターウイルスに感染する危険があるので対策ソフトは必須です。

➂カスカスタマイズ性が高い

Windowsは用途に応じてプロセッサーやメモリー、ハードディスクなど自由にカスタマイズができます。
どんなブログラングを行いたいのかによって、自分仕様のパソコンにカスタマイズできるのです。

以上のように、Windowsは圧倒的なシェアを誇っていることから安くて機能性に優れたパソコンが豊富なので、これからプログラミングを始めるという方には最適なパソコンになります。

Macでプログラミングを行うメリット

Macでプログラミングを行うメリット
MacはiPhoneなどでお馴染みのApple社が開発した「Mac OS」を搭載したパソコンになります。
初代「Macintosh」が発売されたのが1984年で、現在ではノートパソコン「MacBook」、デスクトップパソコン「iMac」が販売されています。

そこで、Macでプログラミングを学習する方が選ぶメリットをご紹介します。

Macを選ぶメリット

プログラミングを始める方がMacを選ぶメリットとして以下の3つのポイントが挙げられます。

➀スタイリッシュなうえに軽量、さらにバッテリー持ちも良い

Macの一番の特徴として、デザインがオシャレでスタイリッシュということが挙げられます。

また、最新の「MacBook Air」の重量は1.25kgと軽量なうえに、最大12時間稼働できるバッテリーを搭載しているので、持ち運びに便利です。

➁キーボードやトラックパッドが使いやすい

使いやすさは人によって感じ方は違いますが、Macはキーボードが打ちやすく、トラックパッド(キーボード下の指でマウスを操作するパッド)が使いやすいことで知られています。

Macのキーボードは軽く触れる感覚で文字入力ができ、トラックパッドもWindowsと比べると精度が高く、自由自在に操作することができます。

➂MacでWindowsが使える

MacにはWindowsを仮想環境として使える仮想マシン環境ソフトがあります。

「Boot Camp」というApple公式のソフトを使えば、MacにWindowsをインストールすることができるのです。詳しくは「Boot Camp サポート」こちらをご覧ください。

以上がプログラミングにMacを利用するメリットになりますが、唯一のデメリットとして価格の面ではWindowsよりも高くなります。

結局どちらのパソコンがプログラミングにおすすめなのか?

結局どちらのパソコンがプログラミングにおすすめなのか?
ここまで、プログラミング用のパソコンとしてWindowsとMacを選ぶメリットを説明してきましたが、結局どっちがいいのか?となりますよね。

実際に、どんなプログラミングをするかによって違いはありますが、単純にプログラミングを学習したいという方は「Mac」のパソコンがおすすめです。

Macは基本的に機能の仕組みがシンプルなので、プログラミング言語を学習したいときは専用のエディタ(データ作成・編集を行うソフト)を入れるだけで始められます。

また、先程も説明した通り、Macはデザインがオシャレでかつ軽量でバッテリーの持ちも良いので、学習のためにプログラミングのセミナーなどに参加するときなどとても便利です。さらに、Macなら「Boot Camp」を利用すれば、Macで仮想のWindowsを動作させることができるので、Windows向けのプログラミングも学習することができます。

実際にプログラマーとして活用している方も、正確な統計があるワケではありませんが、Macを利用するプログラマーは多いと言われています。

まとめ

今回はプログラミングを行うときのパソコンとして、MacとWindowsのどっちがいいのか?について説明してきました。結論としては、プログラミングには「Mac」がおすすめです。

パソコンの機種の選択肢や価格の面ではMacはWindowsよりも劣りますが、プログラミングにMacを選ぶ一番のメリットは使いやすさにあります。さらに、先程も説明した通り、「Boot Camp」を利用すればMacで仮想のWindowsを動作させる事ができるので、Windows向けのプログラミングも学習することができます。

もちろん、Windowsがプログラミングに向かないワケではないので、あくまで使いやすさの面でMacの方がおすすめということです。